クレジットカードを作るためには返済能力を調査するための「審査」があります。中にはクレジットカードを作りたくても審査にとおらずに悩まれている方も多いでしょう。
クレジットカードは一体どのようなポイントを元に審査を行っているのでしょうか。この記事ではクレジットカードが作れない理由と審査ポイントについて分かりやすく解説します。
記事の最後には金融ブラックの方でも審査にとおりやすいクレジットカードをご紹介するので、ぜひ最後までご覧いただき参考にしてください！
クレジットカードの発行には「審査」がある！
クレジットカードは誰しもが発行できるものではありません。クレジットカードの性質上、一時的にカード会社がお客様に代わって利用料金を精算するため返済能力の調査が行われます。これを審査と呼び、審査に通過しなければカードを作ることができないのです。
最低限の発行条件を満たしているか
クレジットカード会社のホームページを確認すると最低限の審査基準が記載されています。具体的に発行枚数No１を誇る楽天カードの最低限の審査基準を確認してみましょう。
楽天カードの公式サイトで楽天カードの審査基準を確認してみると「満18歳以上の方（高校生を除く）」と記載されています。そのため楽天カードの最低限の審査基準は下記のようになります。
- 18歳以上であること
- 高校生ではないこと
18歳以上であっても高校生の場合は楽天カードを発行することができません。また未成年の場合はカード発行にあたり親の同意が必要になる場合があります。
返済能力があるか
クレジットカード会社はお客様が利用した分の利用料金を立て替えてお店へお支払いしています。そのため一度カード会社から支払い、利用者から利用分の代金を回収する必要があります。そこでカード会社は「この人にお金を貸したときにしっかりと返してくれるのか」を審査します。
ここで「この人にはお金を貸すことができない」と判断されれば審査に落とされてしまうのです。ただしカード会社によっては本当は審査に通過できないけれど、温情発行という形で利用限度額を限りなく低くして審査を通す場合もあります。
楽天カード温情発行でS10。増枠申請2回否決から2枚目発行して、ダメ元でプレミアム切り替え申し込みしたらまさかの審査可決😱S10でも通るのか😥 pic.twitter.com/7Bq8wj8Jjg
— はっさく (@CELoMwIf3tIV6hl) March 18, 2023
ライフカード申し込んで、カード届いたら限度額1万？！期待させやがって！即解約して他のカード申し込むかな。#ライフカード#温情発行
— こうすけ (@kousukexx88) September 1, 2022
過去に延滞していないか
クレジットカード会社はCICやKICCといった指定信用情報機関に加盟しています。また指定信用情報機関にはクレジットカード会社以外にも銀行などの貸金業者が登録しており、現在の借り入れ状況や過去の延滞情報などを共有しています。
そのため過去に携帯電話の分割料金で延滞したことがあったり、各種ローンなどで延滞したことがあったりすると指定信用情報機関に延滞情報として記録され、クレジットカード発行の審査に不利になってしまいます。
指定信用情報機関により延滞情報の保存期間は異なりますが、クレジットカード会社の多くが審査の際に参考にしているCICであれば5年で延滞情報が削除されます。そのため延滞した日から5年間はクレジットカードの審査に不利になってしまうと思って良いでしょう。
クレジットカードの発行は「信用」が命
クレジットカードは何でも買える魔法のカードではありません。クレジットカード会社に一時的にサービスの利用料金を立て替えてもらい、後日利用料金をカード会社へ返済する必要があります。
そのため過去に一度でも延滞したことがあったりすると「この人はお金にルーズな人なのかな？」と思われ、審査の際にマイナスな影響となってしまいます。
当たり前のことではありますが、借りたものは期日までにしっかり返す。この基本を守ることこそがクレジットカードの審査通過のためになによりも大切です。
信用情報に傷があっても作れるクレジットカードとは？
過去に延滞したことがありすでに信用情報に傷がついてしまっている。でもクレジットカードは作りたい！と思われる方もいらっしゃいますよね。では、信用情報に傷があっても作ることができるクレジットカードはあるのでしょうか。
デポジット型ライフカード
過去に信用情報を傷つけてしまったけれどクレジットカードを作りたい。そんな方へおすすめしたいクレジットカードがデポジット型クレジットカードです。
デポジット型ライフカードの限度額はカードお届け時に預け入れる保証金と同額になります。一般カードの場合3万円・5万円・10万円の中から限度額を選ぶことができ、年会費5,500円に加えて選択した限度額分の保証金をライフカードへ預け入れることでカードを発行できます。つまり審査無しでクレジットカードを発行できるのです。
どうしてもクレジットカードがほしいのになぜか何度も審査に落とされる。そんな方はデポジット型ライフカードの発行を検討してみてください。
延滞、ダメゼッタイ
いかがでしたでしょうか。この記事ではクレジットカードが作れない理由と審査のポイントについて解説させていただきました。
クレジットカードはちゃんと働き期日を守って借りたものを返していれば発行することができます。クレジットカードの発行で審査落ちしてしまう主な理由はやはり過去の延滞。当たり前のことではありますが、借りたものは期日までにしっかりと返しましょう。
そうすることでクレジットカードが発行しやすくなることはもちろん、困ったときに金融機関から手をさしのべてもらいやすくなりますよ。最後までご覧いただきありがとうございました！
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